厚生労働大臣の定める掲示事項について
入院基本料に関する事項
当院では、急性期一般入院基本料1の施設基準の届出をしています。
1日に268人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。
なお、時間帯別の看護職員の配置は以下の通りです。
8時30分~17時 看護職員1人当たりの受け持ち患者数は7人以内
16時30分~翌8時30分 看護職員1日当たりの受け持ち患者数は12人以内
また、入院患者さん25人に1人以上の看護補助者を配置しています。
(夜間については、100人に1人以上の看護補助者)
なお、各病棟の時間帯配置は、それぞれ病棟に掲示しております。
厚生労働大臣が指定する病院の病棟並びに調整係数及び機能評価係数に関する事項
当院は、入院費用の算定にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する
【DPC対象病院】となっております。
※医療機関別係数(包括評価に係る) 1.6016
内訳
基礎係数 1.0718
機能評価係数Ⅰ 0.3886
機能評価係数Ⅱ 0.1009
救急補正係数 0.0403
食事療養に関する事項
当院は、入院時食事療養費(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士又は栄養士によって
管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)・適温で提供しております。
当院は、一部の食事を除いて選択メニューによる食事を提供しております。選択メニューについては、患者さんへの特別な負担はありません。
また、各病棟のデイルームは食堂としてご利用いただくことが可能です。
入院が180日を超える入院費について
厚生労働大臣が定める状態にある患者さんを除き、別途料金(1日につき2,783円)が必要となります。
通算対象入院料の基本点数の15%相当
関東厚生局への施設基準届出事項
明細書の発行状況に関する事項について
当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方にも、明細書を無料で発行しております。
明細書には使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されます。ご家族が代理で会計を行う場合も発行いたします。自己負担のある方で明細書の発行を希望されない方は、会計その旨窓口にてお申し出ください。
保険外負担に関する事項
個室使用料、証明書・診断書などにつきまして、その利用に応じた実費のご負担をいただいております。
衛生材料等の治療(看護)行為及びそれに密接に関連した「サービス」や「物」についての費用の徴収や、「施設管理費」等の曖昧な名目での費用の徴収はしておりません。
各種実費金額について
多焦点眼内レンズの料金について
特別の療養環境の提供について
分娩について
後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養
医療情報取得加算
当院では、オンライン資格確認を行う体制を有しており、受診歴、薬剤情報、特定検診情報、その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。
その為、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご協力をお願い致します。
医療DX推進体制加算
当院は、医師が診察を実施する診察室において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を実施している保険医療機関です。
医療DXを通じて、質の高い医療を提供できるように、マイナ保険証の推進に取り組んでおります。また電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXについても取り組みを実施しています。
※医療DXとは
疾病の発症予防、受診、診察、治療、薬剤処方や医療介護の連携によるケアなどにおい て発生する情報やデータを、全体最適された基盤を通して、共通化・標準化を図り、皆 様の予防を促進し、より良質な医療やケアを受けられるように、社会や生活の形を変え ることを指します。
歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準
当院では、研修を受けた歯科医師が常勤し、安全な医療を提供し、院内感染に対し十分な配慮をして対策に努めています。
後発医薬品使用体制加算及びバイオ後続品使用体制加算
厚生労働省の後発医薬品促進の方針に従って、当院では後発医薬品の使用を積極的に取り組んでおります。後発医薬品の採用に当たっては、品質確保・十分安全な情報提供・安定供給等、当院の定める条件を満たし、十分協議したうえで有効かつ安全な製品を採用しております。また、医薬品の供給が不足した場合には、治療計画等の見直しを図るなど、患者様に不利益がないように対応致します。なお、医薬品の供給状況によって投与する薬剤を変更する可能性がある場合は、対象の患者様に十分な説明をさせていただきます。
後発医薬品への変更について、ご理解とご協力をお願い致します。
勤務医の負担軽減及び処遇改善に関する取組事項
当院では、下記の項目に取り組んでおります。
〇院内保育所の充実
〇医師事務作業補助者の増員による医師の負担軽減
〇看護補助者の増員による看護職員の負担軽減
〇地域の医療機関との連携
〇医師と医療関係職種、医療関係職種と事務職員等における役割分担
・初診時の予診の実施 ・入院の説明の実施
・検査手順の説明の実施 ・服薬指導
〇勤務計画上、連続当直を行わない勤務体制の実施
〇予定手術前日の当直や夜勤に対する配慮
〇当直翌日の業務内容に対する配慮
〇育児・介護休業法規定による措置を活用した短時間正規雇用医師の活用
協力対象施設入所者入院加算
介護保険施設入所中の患者の診療情報及び病状急変時の対応方針をあらかじめ患者の同意を得た上で共有連携をとれる体制を整えています。
対象施設
介護老人保健施設リハビリケア湘南かまくら
特別養護老人ホームかまくら愛の郷
特別養護老人ホーム逗子杜の鄕
介護老人保健施設かまくら
介護老人保健施設ゆめが丘
歯科外来診療医療安全対策加算
歯科外来診療における医療安全対策に十分な体制の整備、十分な機器を有し、研修を受けた歯科医師が常勤し、 職員に医療安全対策に係る院内研修等の実施をしています。
また、院内には自動体外式除細動器(AED)を常備しており緊急時適切に対処を行える体制を整えています。
院内トリアージ実施料
緊急度・重症度の高い患者様を優先し医療が提供できるよう院内トリアージを実施しています。来院された患者様の重症度、緊急度を判断し、優先順位をつけて生命の危険な状態にある患者を早期に見つけだすことを目的としています。
外来腫瘍化学療法1
当院では患者さんからの電話等での緊急相談に24時間対応できるように、専任の医師、看護師、薬剤師が院内に常時1人以上配置されています。急変時等の緊急時に患者さんが入院できる体制の確保を行っています。当院で実施される化学療法のレジメン(医療内)の妥当性を評価して承認する委員会を定期的に開催しています。
一般処方名加算及び長期収載品の選定療養費
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。一部の医薬品について製造販売業者の業務停止命令等の影響で後発医薬品の供給停止や出荷調整が頻発し、安定供給が難しい状況となっております。
つきましては、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。
この一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
また、医薬品の供給状況や、令和6年10 月より長期収載品について医療上の必要性があると認められない場合に患者様の希望を踏まえ処方等した場合は選定療養として自己負担が発生致しますのでご理解とご協力をお願い致します。
※一般名処方とは
薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載することです。
そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬から選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。
医科点数表第2章第10部手術の通則5及び6(歯科点数表第2章第9部)に掲げる手術
敷地内全面禁煙
当院では、受動喫煙防止のため、病院館内及び病院敷地内での喫煙を全面禁止としています。
病院の初診、再診に関する事項
病院と診療所の機能分担の推進を図る観点から、他の保険医療機関等からの紹介なしに医療法第7条第2項第5号に規定する一般病床に係るものの数が200床以上の病院を受診した患者については、自己の選択によるものとして、初診料を算定する初診に相当する部分について、その費用を患者から徴収することができるものであり、当該療養の取扱いについては、以下の通りとする。
【初診】
・医科:7,000円(税込)
・歯科:5,000円(税込)
【再診】
・医科:3,000円(税込)
・歯科:1,900円(税込)
(当院の診療が終診後、他医療機関の紹介によらず、再度受診した場合)
ただし、緊急その他やむを得ない事情によってはこの限りではありません。
緩和ケア診療加算
当院では、がん患者様や後天性免疫不全症または末期心不全患者様に対して、疼痛、倦怠感、呼吸困難感等の身体的症状又は不安や抑うつなどの精神症状の緩和を目的とする緩和ケアチームの診療を受けることができます。
栄養サポートチーム加算
当院では、栄養状態に問題のある患者様や栄養障害になる可能性がある患者様に対して、所定の研修を修了した栄養サポートチーム(NST)による診療が実施されております。
NST:医師、看護師、管理栄養士、薬剤師等の多職種で構成されます。
地域医療体制確保加算
当院では、病院勤務医の負担軽減及び処遇改善に資する体制として、多職種からなる
役割分担推進のための会議を設置し、医師労働時間短縮計画を作成し、達成状況の
評価を行っています。
1年間の時間外労働・休日労働時間 令和6年度 1785時間 超過者 1名
理 由:緊急手術対応や救急外来診療、病棟業務のため
改善策:関連部署によるタスクシフト導入予定
感染対策に関する取り組み事項
1. 感染防止対策に関する基本的な考え方 感染防止対策は、安心・安全な医療提供の基盤となるものです。当院は、感染防止対策を病院全体で取 り組み、病院に関わる全ての人々を対象として、感染症発生の予防と発生時の速やかな対応に努めま す。
2. 院内外における感染対策のための組織 感染予防対策委員会を設置し、毎月 1 回委員会を開催し、病院全体の感染防止対策に関する事項を検 討します。また、感染対策チーム(ICT)を設置し、院内ラウンドやコンサルテーション、法令に定められた 感染症の届出、耐性菌等に関する感染情報レポート作成など感染防止対策の実働的な役割を担うととも に連携病院や介護施設へ指導や支援も行っています。その他、抗菌薬の適正な使用を推奨する抗菌薬 適正使用支援チーム(AST)は、ICTと協働して現場へのフィードバックを行うなど組織横断的に活動して います。
3. 院内外の感染対策に関する職員研修についての基本方針 職員の感染防止対策に関する意識、知識、技術向上を図るため、全職員対象とした研修を年 2 回以上行 い感染対策の向上に努めます。また全ての入職者に対し、感染防止対策に関する研修を行っています。
4. 感染症発生状況の監視と報告、感染症発生時の対応に関する基本方針 職員は、感染予防対策マニュアルに規定した病原微生物検出時に感染防止対策チーム(ICT)へ報告しま す。感染症の発生または疑われる場合、ICTが速やかに対応します。必要に応じて地域連携カンファレン スなどで協力関係にある他医療機関や保健所と速やかに連携し対応します。
5. 患者さんへの情報提供と院内感染対策指針の閲覧に関する基本方針 感染症の流行がみられる場合には、ポスターや電子掲示版などで院内への情報提供を行います。併せ て、患者さんとご家族の方に、感染対策のための手洗いやマスク着用等のご協力をお願いします。本取り 組み事項は、院内掲示し、患者さんやご家族より閲覧の求めがあった場合にはこれに応じます。
6. 感染予防対策推進のために必要なその他の基本方針 感染防止対策の推進のため「感染予防対策マニュアル」を作成し、病院職員への周知徹底を図るととも に、マニュアルの見直し、改訂を行います。
患者相談窓口について
1Fロビーに患者相談窓口を設置しております。
疾病に関する質問や生活上の不安、入院生活の不安などに関する、相談を各専門部門と連携して支援をさせて頂いております。
対応時間
月曜日~金曜日 8:30~19:00
土曜日 8:30~12:00
入退院支援担当について
退院後の環境調整・サービス調整やその他の退院後の相談を承ります。