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リハビリテーション科

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様々な分野への”挑戦”

「個性を、らしく生きる。」

 リハビリテーション(Rehabilitation)は、Re(再び)-habilis(適する)、というラテン語が発祥とされています。すなわち、再び適する状態への回復を意味するもの、とこれまで認識されてきました。しかし残念ながら病気やけがをされた方たちが全て、元の状態へ完全に戻るわけではありません。あるいは人によっては生まれながらに、何らかの障がいをお持ちの方もいます。維持はできても改善はしない、そもそも回復する・戻るという概念自体があてはまらない状況も存在するのです。ゆえに、これからのリハビリテーションには新たなる概念の必要性を感じていました。
 1982年、世界保健機関(WHO)で「国際・障害者世界行動計画」が発表されました。そこではリハビリテーションの説明を「各個人が自分らの人生を変革していくための手段を提供していくことを目指す(抜粋:一字改変)」としています。これは、その人の状態・状況を障がいや減算思考でとらえない、今現在の、あるいは未来へ向けたその人の「個性」という認識への転換が謳われているのです。
 これを受け、当科でのリハビリテーションは「“個性をその人らしく生きる”ための人生構築、あるいは内容そのものと、これに対する社会の理解・尊重・現実を成す世の動きや働きかけ」とし、これを「インクルーシブ・リハビリテーション(Inclusive Rehabilitation:包括的リハビリテーション)」と定義しました。
 過去にとらわれない、これからの新しい未来を創造していくことが最も大切です。私たちのリハビリテーションが皆様のご理解のもと、豊かな社会創造の一助へつながれば幸いです。

根本 敬

室長 理学療法士
根本 敬

理学療法士

日常生活における基本動作(寝返り、起き上がり、座位、歩行等)の改善を図り、患者さんの生活の質の向上を目的とした介入を行っています。また、循環動態に関わる心臓、肺に対する理学療法も行っており、リスク管理のもと急性期からの理学療法の提供を可能としています。また、予防に対する分野にも力を入れており、糖尿病の運動指導、依頼講演などにも積極的に取り組んでいます。

作業療法士

食事や着替えといった日常生活における様々な動作のリハビリテーションを作業療法士は担当します。たとえ病気やけがによって日常生活に支障が生じても、患者さんが自分らしく健康的な生活を送ることが作業療法の一番の目標です。どうすれば患者さんにとって、生きがいや楽しみを退院後も続けられるか。機能を回復する練習も必要ですし、失った機能の代償として福祉用具の導入や自助具の作成・選定を行うこともあります。障害に関わらずその人らしい生活を獲得できるよう、作業療法士は日々取り組んでいます。

言語聴覚士

言語障害、高次脳機能障害をお持ちの患者さんに対し、コミュニケーションの向上を目的にリハビリテーションを行っています。また、嚥下機能障害に対しては嚥下機能の維持・改善を図り、食べる楽しみを継続できるような経口摂取を目標に介入を行っています。言語聴覚の分野から、患者さんの幸せを支える取り組みを積極的に行っています。

主な対象

  • 脳外科疾患、脳血管障害による脳血管疾患
  • 内部障害等による廃用症候群
  • 外傷整形外科疾患による運動器疾患
  • 上肢・手指外傷による手の外科疾患
  • 循環器疾患
  • 呼吸器疾患
  • 開胸・開腹術後
  • 血液腫瘍・その他腫瘍疾患
  • 腎臓疾患
  • 構音・言語障害
  • 摂食機能障害
  • 高次脳機能障害
  • 集中治療領域
  • 予防領域

施設基準・ケアサポートチーム

  • 脳血管疾患等リハビリテーションⅠ
  • 廃用症候群リハビリテーションⅠ
  • 運動器リハビリテーションⅠ
  • 呼吸器リハビリテーションⅠ
  • 心大血管疾患リハビリテーションⅠ
  • がん患者リハビリテーション
  • ADL維持向上等体制加算
  • 早期離床・リハビリテーション加算(早期離床・リハビリテーションチーム)
  • 排尿自立指導料(排尿ケアチーム)
  • 認知症ケア加算(認知症ケアサポートチーム)
  • 栄養サポートチーム加算(栄養サポートチーム)
  • 呼吸ケアサポートチーム
  • 緩和ケアチーム

 従来の脳血管疾患・循環器・呼吸器・内部障害領域・周術期の各疾患はもちろんのこと、外傷センターでの運動器疾患をはじめ、小児領域やがん領域リハビリテーション、腎臓リハビリテーションなどを積極的に行い、先駆的かつ専門的なリハビリテーションを展開しています。また早期離床リハビリテーションチームや栄養サポートチームのように、様々な職種が連携し質の向上を常に目指しています。当院周囲には多くの関連施設を保有しており、医療保険分野だけでなく介護保険分野含め、多種多様な状況下でのリハビリテーションを展開しています。地域のみなさまが安心して住み慣れた環境で生活を続けられるよう支援をしています。

令和元年度実施件数等(2019年4月~2020年3月)

実施件数(単位:件)

入院 外来 総件数
理学療法 74,258 5,926 80,184
作業療法 37,701 11,433 49,134
言語療法 17,160 171 17,331
129,119 17,530 146,649

月平均新規処方数(単位:件)

理学療法 827.5
作業療法 702.6
言語療法 322.5

地域の医療、保健、介護、福祉施設と密に連携しており、地域の医療・保健・介護・福祉の発展に努めています。

湘南鎌倉グループ療法士配置施設

  • 「湘南鎌倉グループ 療法士配置施設」
  • 湘南鎌倉総合病院
  • 湘南厚木病院
  • 葉山ハートセンター
  • 湘南鎌倉人工関節センター
  • 介護老人保健 施設ゆめが丘
  • 介護老人保健施設かまくら
  • リハビリケア湘南かまくら
  • 葉山デイケアクリニック
  • 愛心訪問看護ステーション
  • 愛心訪問看護ステーション葉山支所
  • リハビリケア湘南厚木
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