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再生医療科

大竹剛靖
大竹 剛靖
再生医療科部長
認定等日本再生医療学会 認定医 代議員
略歴 1987年3月 浜松医科大学医学部卒業
1994年3月 同大学院卒業 医学博士
浜松医科大学付属病院 富士宮市立病院 勤務を経て
2002年1月から湘南鎌倉総合病院 腎臓内科部長
2012年4月 湘南鎌倉総合病院 腎臓病総合医療センター 腎免疫血管内科主任部長
2018年1月 湘南鎌倉総合病院 副院長
2018年4月 湘南鎌倉総合病院 再生医療科部長

再生医療関連

  • 2009年 アメリカメリーランド大学 Institute of Human virologyに留学し再生医療の研究に従事
  • 2014年〜2017年 順天堂大学医学部形成外科学研究生として急性腎不全の再生医療研究

再生医療関連論文

1.STEM CELLS TRANSLATIONAL MEDICINE 2018: 7: 774-782
Autologous granulocyte-colony stimulating factor-mobilized peripheral blood CD34 positive cell transplantation for hemodialysis patients with critical limb ischemia: a prospective phase Ⅱ clinical trial.
Takayasu Ohtake, Yasuhiro Mochida, Kunihiro Ishioka, Machiko Oka, Kyoko Maesato, Hidekazu Moriya, Sumi Hidaka, Satoshi Higashide, Tetsuya Ioji, Yasuyuki Fujita, Atsuhiko Kawamoto, Masanori Fukushima, Shuzo Kobayashi

2.Cell Transplantation 2018: 27: 520-530
Human peripheral blood mononuclear cells incubated in vasculogenic conditioning medium dramatically improve ischemia/reperfusion acute kidney injury in mice.
Takayasu Ohtake, Shuzo Kobayashi, Shimon Slavin, Yasuhiro Mochida, Kunihiro Ishioka, Hidekazu Moriya, Sumi Hidaka, Ryo Matsuura, Maki Sumida, Daisuke Katagiri, Eisei Noiri, Kayoko Okada, Hiroshi Mizuno, Rica Tanaka

3.Stem Cells Transl Med 2021: 10: 1253-1257
Acute kidney injury successfully treated with autologous granulocyte colony-stimulating factor-mobilized peripheral blood CD34-positive cell transplantation: A first-in-human report.
Hiroyuki Suzuki, Takayasu Ohtake, Toshitaka Tsukiyama, Marie Morota, Kunihiro Ishioka, Hidekazu Moriya, Yasuhiro Mochida, Sumi Hidaka, Tsutomu Sato, Takayuki Asahara, Shuzo Kobayashi

    再生医療のご案内

    20214月1日 細胞調整室(Cell Processing Center: CPC)が先端医療センター4階フロアに移動いたしました。新しい細胞調整室は、GMPに準拠した高品質な細胞調整(培養・加工)が可能な施設です。新たな環境で、再生医療を「あたりまえの医療」として皆様にご提供できるよう推進していきます。

    再生医療科部長 大竹剛靖

    <再生医療のご案内>

    当院は日本再生医療学会認定医、認定培養士を含むスタッフで再生医療を実施提供しています。再生医療の提供に当たっては、再生医療等安全性確保法を遵守した安全な医療を提供しています。当院で行っている再生医療を紹介します。

    1.「自家末梢血CD34陽性細胞による下肢血管再生療法」(先進医療B 実施中)
    当院では、国の認可を受けて、臨床試験として透析患者で本治療を行って来ました。その結果、安全性と高い潰瘍治癒効果、切断回避生存率が認められました1)。臨床試験として認可された期間は終了し、現在は先進医療B(厚生労働省で認可)として実施中です。対象は、透析患者で、且つ安静時疼痛や足の趾先潰瘍や壊死を有する方です。公的医療保険でまかなわれる保険診療と保険適応外の自費診療を合わせて行うことができることが先進医療(新しい治療技術の評価療養)の特徴で、細胞移植にかかる費用については、現段階では保険適応外ですので自己負担となります(民間の生命保険会社等が提供している先進医療特約などで賄われます)。

      2.「急性腎不全に対する自家末梢血CD34陽性細胞治療」(臨床研究 実施中)
      私たちは、CD34陽性細胞を含む末梢血中の細胞が高度な急性腎不全に対して有効であることを基礎的研究で確認して来ました2)。現在は、臨床研究として、人の急性腎不全に対する細胞治療を行なっています。対象患者の主な適格基準は以下の通りです。
      (1)年齢20歳以上80歳以下の方
      (2)過去12ヶ月以内の腎機能が明らかな方
      (3)血液透析を要する急性腎不全を有する患者、あるいは血液透析を離脱しえても4週以内に元の腎機能まで改善しない急性腎不全を有する方
      (4)本人より同意の得られる方

      ご自身の細胞を用いることで基本的に拒絶反応の心配はありません。ご自身のCD34陽性細胞を用いた急性腎不全の治療第1例目を論文として20215月にStem Cells Transl Medに発表しました3)

      3.「脊髄損傷患者を対象とした自己末梢血CD34陽性細胞移植による神経再生治療」(臨床研究 実施中)
      脊髄損傷とは、全身の運動や感覚を支配する脊髄が外傷などの原因で損傷された状態をいいます。損傷をうけた脊髄の部位と損傷の程度により、損傷部位の神経が支配する身体の領域に運動機能障害(麻痺)や感覚障害が生じます。重症の場合症状の回復は困難なことがあります。本治療は患者さんの血液中にある細胞(末梢血単核細胞)を取り出し、その中から脊髄の再生治療に期待されている「自己末梢血CD34陽性細胞」を分離します。その細胞を髄腔内に移植する治療法です。現在は臨床研究として実施しております。主な適格基準は以下の通りです。
      (1)完全な運動機能障害がある頚髄・胸髄損傷の方
      (2)年齢15歳以上70歳未満の方
      (3)受傷後4週~16週の方
      (4)本人、未成年の方は保護者や代諾者から同意がいただける方

      4.「肝硬変に対する自家末梢血CD34陽性細胞移植治療」(臨床研究 患者登録終了)
      当院消化器病センター肝臓グループにて実施しています。
      C型肝硬変患者を対象として、CD34陽性細胞の肝動脈からの投与による肝臓再生療法の有効性と安全性を検討する、久留米大学を中心とした4施設(関西医科大学、兵庫医科大学、湘南鎌倉総合病院)による共同研究です。C型肝炎ウイルスに対する抗ウイルス剤の開発は飛躍的進歩を遂げ、多くの患者さんがウイルスから解放されていますが、肝硬変の病態まで回復しているとは限りません。ウイルスが消失しても非代償性肝硬変で苦しんでいる患者さんに対し、有効な治療法となるよう研究を進めています。

      5.「自家末梢血CD34陽性細胞移植による下肢血管再生療法」(自由診療 実施中)
      上述1の先進医療Bは透析患者の重症下肢虚血を対象として行っていますが、透析患者以外の方でも、安静時疼痛や足の趾先潰瘍や壊死を有する方に対して、自費診療として重症下肢虚血に対するCD34陽性細胞移植治療を行っています。

      6.「慢性腎疾患に対する自己末梢血CD34陽性細胞移植治療」(臨床研究 実施中)
      慢性腎臓病(chronic kidney disease: CKD)は、国民の8人に1人は有すると言われるほど多くの方が罹患しています。原因は、腎炎、高血圧、糖尿病、血管炎、膠原病、薬剤、動脈硬化などさまざまですが、CKDが高度に進行すると透析治療が必要となります。現在は、CKDの進展を抑制する確立した根本的な治療法はありません。当院では、患者自身の細胞を用いたCKD再生治療を開始できるよう準備を進め、2022年より患者登録を開始しました。


      お問い合わせ・ご相談は、再生医療科外来 または 病診連携室経由で随時対応致します。
      再生医療科外来は毎月第1・第3週水曜日の午後1時から230の間で行なっています。脊髄損傷に対する再生医療に関しましては、脳神経外科担当医師にお問い合わせ・ご相談ください。

       

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