腎臓病総合医療センター
ご挨拶
腎臓病にならない・腎臓病を進めない・腎臓病で命を落とさない

腎臓病総合医療センター長、院長代行
「腎臓病にならない・腎臓病を早期に発見する・腎臓病を進めない・腎臓病で命を落とさない」をモットーに日々診療に励んでいます。
腎臓病教室も定期的に院内で開催するとともに地域に出て多くの方々に腎臓のお話をして早期発見の重要性を訴え続けています。
こうしたことから、今では慢性腎炎は改善するという強いメッセージを皆様に送ることが出来るようになりました。
糖尿病から生じた腎臓病の進展も最近ではずいぶん抑えられるようになりました。
何より尿検査が大切です。採血による一般的な検査(クレアチニン)に加えて是非とも尿検査をお受け頂くための病診連携を地域で実施しています。
私たちの腎疾患医療は血液透析(HD)や腹膜透析(PD)は言うまでもなく、何より透析に至らせない医療を1999年以来腎機能改善外来として積極的に展開してきました。
生活重視のPD医療は日本でもその患者数や体制整備の点から優れた医療施設のひとつとなり、現在70名の方々が看護師・栄養士を交えたチームとして医療を展開しSK-MDT(Shonan Kamakura multi-disciplinary team approach)として知られています。HD医療については約200名近い患者さんが治療をお受けになっています。いずれの方々にも「その人の生き様に沿った治療」を提供することをモットーとしています。
透析を施行しているが故の困難な外科系の治療を行うため、他院透析施設からの紹介も多く、常時30人ほどの患者さんが当院で透析を受けながら合併症治療を受けておられます。腎センターの医師は常に他の診療科の医師のサポートを積極的に行っています。様々な疾患のアフェレーシス治療の実績も数多く、多くの臨床工学士が活躍しています。
しかし、大変残念なことに腎移植への参入が遅れていました。2012年12月21日当院でははじめての腎移植が行われました。ここに、新たな腎疾患総合医療への一歩を踏み始めました。
高齢化に伴い前立腺疾患は増加し、癌による死亡も大きな問題となっています。腎と尿路、特にこの前立腺疾患も加えて腎泌尿器系の疾患として捉える重要性を取り入れました。
こうした経緯から、腎泌尿器系の総合医療を内科医と外科医が一致団結し、患者さんのためになる無駄のない安全で最高の医療を提供すべく組織の改編を行いました。
2012年4月1日これまでの腎免疫血管内科(腎内)と血液浄化部(透析)、腎移植外科を統合して上記センターを立ち上げ、2017年4月1日には腎移植内科を加え、ここに4科を含めた腎臓病総合医療センターができあがりました。
今後とも皆様のご支援ご協力を得て、さらなる努力を行っていく所存ですので宜しくお願い申し上げます。
運営サイト
組織図
動画
当院腎臓病総合医療センター紹介動画
2019年8月27日に行われた TICAD7 第7回アフリカ開発会議公式サイドイベントでのシンポジウムの様子
2019年11月17日に行われた第2回湘南鎌倉総合病院 病院祭での小林修三院長代行と松尾崇鎌倉市長との特別対談の様子
小林院長代行と元NHKアナウンサー 草野満代氏との対談動画
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チャプター1
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チャプター2
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チャプター3
フォトコーナー
アフリカ研修生に講義
病棟回診
スワジーランド,フラティクール病院,透析センターにてスワジーランドDiamini首相、小林院長代行
日本医工学治療学会 第29回学術大会
第10回日本フットケア学会鎌倉セミナー2013.10
アフリカコンゴより研修生
第3回SK腎臓大会QI大会
12th ShonanTokyo Renal Conference
2016年スキー旅行
腎臓病総合医療センター関連著書
透析患者の末梢動脈疾患フットケア〜早期発見と治療戦略〜
小林修三 編
医療ジャーナル社2008年
救急・ICUの体液管理に強くなる
小林修三、土井研人 編集
羊土社2015年
ベートーヴェン・ブラームス・モーツァルトその音楽と病〜総合病院内科医がその病歴から解き明かす
小林修三 著
医療ジャーナル社2015年
間違いだらけの病院選び 最高の医療とは何か
小林修三 著
PHP新書2015年
まるごと図解 腎臓病と透析
小林修三 監修、日髙寿美 編集
照林社2017年
フットケアで寿命を延ばす
小林修三、秋野公造 著
PHPエディターズ・グループ2017年
やさしくわかる透析看護
小林修三 監修、日髙寿美、坊坂桂子 編集
照林社2018年
医師が実践!モーツァルトで免疫力を鍛えるコツ 心と体にいいクラシック
小林修三 著
PHPエディターズ・グループ2020年
透析患者の足を守る
小林修三 監修、日髙寿美、愛甲美穂 編著
照林社2020年
外来担当表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
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新患外来 | 午前 | 担当医 | 担当医 | 担当医 | 担当医 | 担当医 | ー |
再診 | 午前 | 大竹・持田 | 山野 | 日髙・守矢 | 大竹・石岡 | 鈴木・持田 | 担当医 |
午後 | 小林・岡 | 鈴木 | 日髙・守矢 | 大竹・石岡 | 真栄里・持田 | ー | |
のう胞腎外来 | 午前 | ー | 日髙 | ー | ー | ー | ー |
午後 | ー | 日髙 | ー | ー | ー | ー | |
腹膜透析外来 | 午前 | ー | 担当医 | ー | ー | 担当医 | ー |
午後 | ー | 担当医 | ー | ー | ー | ー | |
腎移植外来 | 午前 | 担当医 | 担当医 | 担当医 | 担当医 | 担当医 | ー |
※火曜日午前は10:00~
※赤字は女性医師