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先端医療センター Center for Advanced Medical Care

Q&A

04

PET/CT検査は具体的にどのようにすすめられていくのでしょうか?

A

PET/CT検査に要する時間は2時間30分ほどです。検査が終わるまで検査室から出ることはできません。

来院されましたら、まずは当日の検査に流れについて説明し、身長や体重の測定、問診を行います。

体重に合わせたFDGを静脈から注射します。

FDGには注射後に気分が悪くなる、アレルギー反応が出るなどの副作用はほとんど報告されていません。
FDGの投与量は体重で決まります。体重の軽い方はFDG投与量も少なく、体重の重い方は多くのFDGを必要とします。

FDGが全身にいきわたるまで待機室で1時間ほど安静にしていただきます。

この間は読書、電話、メールなどをせずにお過ごしください。

待ち時間中も安静にしていただくことで筋肉におけるブドウ糖の使用を減らすことができ、より診断のしやすい画像となります。

余分なFDGは尿に排出されますので、撮影の前に排尿をしていただきます。

尿を飛散させないように、男性の方も便座に座って排尿してください。

排尿をすませた後、15~20分くらいかけて撮影を行います。

04-1 なぜFDGを注射した後、1時間待たなくてはいけないのですか?
すぐに撮影することはできないのですか?
A

注射されたFDGはがん細胞だけではなく、全身の正常な細胞にも取り込まれます。
注射した直後では、がん細胞と正常細胞へのFDGの取り込みに大きな違いがありません。(下図の★)
がん細胞にFDGが最も集まるのは注射後1時間30分以降といわれています。一方、正常な細胞では注射後1時間以内にピークがあり、その後は減っていきます。
このため、FDGを注射してから1時間経過した頃より、がん細胞と正常細胞へのFDGの集まり具合に差がでてきます。(下図の☆)
一般的にこのタイミングでPET/CTの撮影を行うのが適切とされています。

もっと長い時間待ったほうがよりがんを見つけやすくなるのですが、その分だけ拘束時間が長くなります。
また、検査に用いるFDGという薬にはその効き目に時間制限がありますので、何時間も待ってはいられないのです。

04-2 PET/CT検査に痛みや不快感はありますか? A

PET/CT検査のためにはFDGという薬を静脈注射しなければなりません。注射針を刺すことによるお痛みは発生しますが、なるべく細い針でおこない、痛みを最小限にするよう努めます。
迷走神経反射といって、注射の針を刺すなどの行為だけで、気分が悪くなる方がいらっしゃいますが、通常はすぐに回復し、そのまま検査を続けることができます。
もし、採血などで気分が悪くなった経験がある方はお申し出ください。

FDGという薬そのものにも注射後に気分が悪くなる、アレルギー反応が出るなどの副作用はほとんど報告されていません。
注射の後はソファやベッドで安静にお待ちいただきます。

PET/CT撮影のときも検査台にあおむけに15~20分ほど寝ていただくだけです。
なるべく安楽な姿勢がとれるように配慮いたします。
撮影のときには、巨大なリング状の構造(ガントリー)を通りぬけていきます。当センターのPET/CT検査装置の内径は約70cmです。
閉所恐怖症(エレベーターなど狭いところにいるのが苦手)の方では、検査が難しい場合もありますので、あらかじめお知らせください。

04-3 閉所恐怖症(エレベーターなど狭いところにいるのが苦手)なのですが、PET/CT検査は受けられるでしょうか? A

当センターのPET/CT検査装置の内径は約70cmです。
検査時間も15~20分と長いため、閉所恐怖症の方は検査できないことがあります。

ご心配な方は、事前に検査装置を見ていただけるように工夫いたしますので、ご連絡ください。

連絡先
湘南鎌倉総合病院 先端医療センター PET・SPECT検査室
代表0467-46-1717 内線13122
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