代表番号

0467-46-1717電話

新規予約番号
月-金 13時~16時30分
0467-84-8922
定期受診予約、予約変更/キャンセル
月-金:8~19時・土曜日:8〜13時
050-1809-3056
先端医療センター Center for Advanced Medical Care

Q&A

06

そもそもFDGって何ですか?

A

FDGは、正確には18F-FDG(18F-fluorodeoxyglucose、フルオロデオキシグルコース)といい、ブドウ糖(グルコース)によく似た薬剤です。

18F-FDG
正確には 18F-フルオロデオキシグルコース
18F-FluoroDeoxyGlucose

化学構造上、ブドウ糖のC-2の位置の水酸基(矢印のOH)が、18F(フッ素18)に置き変わったものです。この18Fは放射性物質であり、ポジトロン(陽電子)という放射線を出します。

もっと詳しく!

体内に投与されたFDGは細胞の中に取り込まれ、途中まではブドウ糖と同じように代謝されるのですが、そのあとの反応が進みません。取り込まれたFDGは細胞内にどんどんたまっていきます。
がん細胞は正常な細胞よりもブドウ糖代謝が活発なため、FDGをより多く取り込み、より多くたまっていきます。

ブドウ糖は細胞内に取り込まれ、代謝されて、エネルギー源になります。
FDGもブドウ糖によく似ているので取り込まれますが、偽物なのでそれ以上は代謝されません。

さらに詳しく!

そして、がん細胞にたまったFDGからは大量の放射線が出てきます。この放射線をからだの外から特殊なカメラでとらえることにより、がんを見つけるのがPET検査ということになります。

PAGE TOP

© Shonan Kamakura General Hospital.

職員の方へ 委託業者の方へ