脳血管障害予防センター

脳血管障害予防センター長
脳卒中予防科 部長
脳卒中センター 脳卒中診療科(脳血管内外科) 顧問
(脳卒中センター長(2000年1月〜2020年3月)
認定等 | AJNR Editorial Board member(2000年〜2020年7月)、AHA/ASA Professional Member、米国神経放射線学会(ASNR)正会員、日本脳神経血管内治療学会指導医 |
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所属学会 | 日本脳神経血管内治療学会、日本脳卒中学会 |
専門分野 | 脳卒中治療 |
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脳血管障害(脳梗塞、脳出血)発症の危険性を評価し、予防する上での問題点を明らかにし、具体的な予防策を講じます。
脳血管障害予防センター設立の目的
脳血管障害・脳卒中(脳梗塞と脳出血)にかかりたくない方、再発したくない方は多いですが、どうすれば予防できるのか具体的な対策を指導できる医師や施設は非常に少ないと思います。
何種類もの薬剤(高血圧 糖尿病 高脂血症など)を内服していたのに脳卒中を発症した多くの方が脳卒中センターに入院されています。脳ドックで毎年MR撮影受けていたのに脳卒中を発症した方もおられます。薬剤内服だけやMR撮影だけで脳卒中を予防することは出来ないようです。
ではどうすれば予防できるのでしょうか?
発症を予防する上で個々の問題点を明らかにし、具体的な対策を提供するために設立しました。
高血圧 高脂血症 糖尿病 狭心症 心筋梗塞 脳卒中(脳梗塞や脳出血)といった病気の既往があり、動脈硬化が進んで脳血管がつまったり破れたりしないか心配な方は脳卒中予防科を受診して下さい。
健康保険の範囲でできる限り病態に応じた具体的な再発予防対策を立案したいと思います。
血糖関係では血糖値やHbA1cだけでなく精査としてHOMA-IR HOMA-β、脂質ではコレステロール値、中性脂肪値だけでなく精査として血清脂肪酸値、血管年齢的な評価だと言われている 脈波伝搬速度(PVW)や血流依存性血管拡張反応(FMD)、頭頸部MRI/MRA、この中から必要と判断した検査を行い、動脈硬化の現状を正確に評価し、食事内容の聞き取り、脳卒中を予防する治療方針を作成します。
一方、脳血管障害になりたくないと「MR検査が主役の脳ドック」を受けている方もおられるでしょう。
しかしMR撮影中心の「脳ドック」で脳血管障害・脳卒中が予防できれば楽ですが、出来ないのではないかと不安に思っておられる方もおられるでしょう。
脳血管障害予防センターでは脳血管障害発症危険因子を検出し対策を立案するという、本当に予防するための具体的な対策を明らかにする「脳卒中予防特別プログラム」を予防医学センターで提供します。
世間の脳ドックとは一線を画します。
脳血管障害予防センター長 医学博士 森 貴久 脳卒中センター顧問
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