腎臓内科ブログ
<Vo.3>【アフリカン レポート ―2010.10.20~10.29― 】
腎臓内科
2010.11.11
私たち(Dr.大竹、ナース塩野さん、わたくし臨床工学技士西坂)3人は、ザンビアの透析室を立ち上げるべく
約1週間ザンビアに滞在しました。
私たちが勤務したのはザンビアの首都ルサカにある国立病院で1800床と大きな病院でした。
季節は乾季の終盤、ほこりっぽく大部分は赤茶色の世界です。
でもアカシアの花だけは、きれいに赤や紫の花を咲かせ雨季を待っているかのようでした。
この病院では、すでに別メーカーの透析装置が5台稼働しており、1日2~3クールとフル稼働していました。
透析室のスタッフはみんな明るく、仕事中でも常に歌ったり踊ったり…。
アフリカンですね。
ちょうどザンビア独立記念日に居合わせましたが、その日も透析が行われていました。
透析室のテレビでは、1日中お祭り騒ぎが放映されていて、スタッフもそれに合わせてやっぱり歌ったり、踊ったり…。
いやいや、いつも歌やダンスばかりしている分けではありません。
実は新しく透析装置が増えるため今より広い透析室を新しく建設していました。
そして、私たちは工事が終わるまで、旧透析室で新しく来た透析装置を使用して、今までと違う点を克服しながら練習を重ねていました。
しかーし、工事がなかなか進まないのです。
もう透析室オープニングセレモニーは明後日なんです。
私たちとザンビアスタッフたちやメーカーさんみんな、ひやひやキリキリ・・・。
結局セレモニーは1日延期され、私たちは立ち会う事が出来ませんでした。
残念です。
でも彼らなら、きっとセレモニーをしっかり成功させたでしょう。
とても優秀なスタッフ達でしたから・・・
**追伸**
次回は腎血管内科のスーパードクター岩上先生です。
乞うご期待!!
臨床工学技士
西坂