腎臓内科ブログ
<Vo.4>【アファレシス レポート】
腎臓内科
2010.11.24
こんばんは!
スーパードクターを目指してがんばっている腎免疫血管内科の岩上です。
当直等いそがしく更新が遅くなってしまいすみません(><)
今月初めに行われたアフェレシス学会のレポートをしたいと思います。
腎臓の分野で大きな学会は主に腎臓学会と透析学会ですが、他にも腹膜透析学会、急性血液浄化学会、アフェレシス学会などなど数えきれない学会があり、それぞれの学会で年に1度全国から集まり、
最新の情報や症例を報告しあいます。
普通学会は横浜パシフィコなどの会場を使って行われますが、今年のアフェレシス学会はなんとディズニーアンバサダーホテルの会議場でした(^^)。
学会場では期待通りディズニーキャラクター達が待っていてくれました。
今回当院からは3人が発表をしました。
私は、calciphylaxisと呼ばれる治療法の確立されていない病気に対してアフェレシス治療を効果的に使用した一例を報告。
持田先生は、下肢虚血に対して血管内カテーテル治療後にLDLアフェレシスを使用すると血管の開存が保たれるという複数比較報告。
大竹先生は、シンポジウムでアフェレシスの新しい適応(糖尿病性腎症、血管炎、コレステロール塞栓などなどなど)についての総説を発表しました。
最後の大竹先生の発表は会場に入れない人が出るほどの大盛況でした。
アフェレシスについて詳しく知りたい方は当ホームページをご覧ください。
私達の施設で積極的に取り組んでいる治療法の一つです。
他の全国の施設からも新しい話題・治療法がたくさん提供されました。
学会で学んだ知識をこれからの診療に生かせるようにがんばります。
それでは次回はハイパードクター持田先生(写真右)お願いします!
腎臓内科
岩上 将夫