腎臓内科ブログ
<Vol.70>【 湘南鎌倉CAPDの会学習会】
腎臓内科
2015.09.12
2015年8月29日、当院に腹膜透析で通院される方々及びご家族の方が運営される『湘南鎌倉CAPDの会』の学習会が当院で行われました。
学習会には20名近い方が参加され、最初に石岡より「透析療法の現況」「腹膜透析の検査データの見方」について約1時間の講演を行った後、質疑応答を約40分間行いました。
質疑応答では、腹膜透析の除水の変動、HDに比べPDが少ない理由、新しい透析液「ニコペリック」「レギュニール」について等々数多くの御質問を頂きました。
また、患者さんにとって大きな問題である使用済み透析液バックの廃棄方法についても質問がありました。
鎌倉市はごみ有料化の為に廃棄の負担が大きく、現在同会会員の方が行政に掛け合って頂いているところです。
質疑応答の一場面
湘南鎌倉CAPDの会は春の旅行会、夏の学習会に加えて定期的な情報交流会を日々行っております。
今年5月の伊東温泉での旅行(今回で13回目)には石岡と当院看護師も参加させて頂きました。
今後も同会の活動には当院スタッフが協力させて頂き、より良いPD ライフが送れるようサポートしていく所存です。
腎免疫血管内科
石岡 邦啓