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腎臓内科ブログ

<Vol.93>【腎移植内科設立のご案内】

腎臓内科
2017.07.15

2017年3月まで腎臓病総合医療センターの中に腎免疫血管内科、血液浄化部、腎移植外科があるという組織でしたが、2017年4月より新たに腎移植内科が誕生いたしました。すなわち、下図のような組織になります。

腎移植内科設立のご案内

当院での腎移植は2012年12月に第一例目の手術が行われました。2017年4月より以前よりもより積極的に腎臓内科医が腎移植にも関わる体制となりました。

当院では、腎炎や急性腎不全・慢性腎不全の治療から、腎代替療法としての血液透析、腹膜透析に加えて、腎移植までシームレスに腎臓病診療を行うことができます。腎移植治療に関しては、腎移植内科部長に日髙寿美がなり、腎移植外科医長の三宅克典医師と協同して、腎臓病総合医療センター全体で、腎移植治療を推進してまいります。

2012年12月の第一例目からの症例数を示します。棒グラフの青色は血液透析を施行してからの生体腎移植、赤は腹膜透析を施行してからの移植、そして緑は透析療法を導入せず腎移植を行った症例を意味します。

腎移植内科設立のご案内

腎移植治療に限らず、腎臓病の様々な段階で、看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士や作業療法士のかかわりが非常に重要です。そして、表面にではでてはきませんが、臨床検査技師もまた、非常に重要で大きな役割をになってくれています。
日々の血液や尿検査から、腎移植特有の腎臓を提供するドナーと腎臓を提供してもらうレシピエントとの白血球の相性を調べる適合性試験や、免疫を抑える薬の濃度を正確に測定してくれます。(ちなみに、血液型は異なっていても移植は可能です。)また、腎移植コーディネーターは腎移植治療の中で患者さんと医療者をつなげる大きな役割があります。ほか、精神科医師や移植前検査で悪性腫瘍や感染症のないことを確認する目的で様々な診療科の医師にもお世話になります。
腎移植治療は多くの医療従事者がチームをつくり良好に機能することで成しえる治療といえます。

腎移植内科
日髙 寿美

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