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腎臓内科ブログ

<Vol.97> 【ブルキナファソからの透析医療チームが来日】

腎臓内科
2018.01.23

湘南鎌倉総合病院に、久しぶりにアフリカからの透析医療チームが研修に来られました。今回は西アフリカにあるブルキナファソからの医療チームで、今回で19カ国目の研修受け入れとなります。
1月15日から3週間の予定で、湘南鎌倉総合病院での研修を中心に、湘南藤沢徳洲会病院と葉山ハートセンターの3病院が合同で研修指導する予定となっています。ブルキナファソでは既に国内で透析医療の実績がありますが、国全体で1施設(イヤルガド病院)のみでしか血液透析が行われておらず(350人の血液透析患者が登録されている)、今回は国立のボゴドゴ病院で新規に透析医療を展開するために、4名の医療スタッフ(医師1名、看護師2名、臨床工学技士1名)が来日されました。
医師のカラムビリ先生はイヤルガド病院で既に透析医療の経験がありますが、ブルキナファソ国内に4名しかいない臨床工学技士の一人であるトンデさんは、透析医療の経験がなく、こちらからの研修指導に真剣に耳を傾けて聞いていました。

医師 カラムビリ先生

医師 カラムビリ先生

看護師 ギグマさん

看護師 ギグマさん

看護師 オエドラオゴさん

看護師 オエドラオゴさん

臨床工学技士 トンデさん

臨床工学技士 トンデさん

ブルキナファソでは、透析の治療頻度は5日に1回なのですが(日本では1週間に3回が基本です)、経済的な理由で透析医療すら受けられない人々がまだ多く存在している状況です。今回の医療スタッフが帰国してから中心となって、ブルキナファソの透析医療を大きく変えていっていただきたいと思います。
1月18日には、透析室や国際医療支援室のスタッフと懇親会の場をもち、フランス語と少しの英語とbody languageで大いに会話に盛り上がりました。ちなみに週末には鎌倉の大仏や江ノ島水族館を見学し、また週明けには関東でも珍しい「大雪」を体験して、日本の文化や風土を満喫されていました。
後2週間、とにかく風邪をひかないように体調には気をつけてください。

透析室と国際医療支援室スタッフとの懇親会にて

透析室と国際医療支援室スタッフとの懇親会にて

血液浄化部
守矢 英和

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