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胸壁外科ブログ

<Vol.21>漏斗胸手術に適した年齢

胸壁外科
2019.12.03

Nuss先生やヨーロッパ、南北アメリカの先生方は、Nuss法での手術は12-15歳まで待ってから行う方が良い、とかねてから言っています。それ以下の年齢では胸郭が柔らかくバーの留置は容易ですが、成長に伴ってバーのサイズが合わなくなってずれたり、バー抜去後の成長に伴って陥凹が再発する可能性が高いからです。これらのことはNuss先生たちの長い経験で明らかになっています。先日のNuss 法漏斗胸手術研究会では今年も小児のNuss法の発表が複数ありました。Nuss先生が否定している年齢で手術をしている理由を尋ねてもどこからも明確な答えはありませんでした。
Nuss法で手術を受ける場合には、思春期に急に背が伸びた後が推奨される年齢であることをご理解下さい。それ以前の年齢で手術を勧める医師には、Nuss先生が否定する年齢で手術を行う理由根拠を尋ねてください。「骨と軟骨が柔らかくて留置が容易だから」、とか、「患者さんが希望するから」、では患者さんの事を考えているとは思えません。思春期前の手術で多いと言われる合併症や再発をどう防いでいるかを尋ねてください。医師は専門家として先人の経験を重んじなければなりません。手術後の事も責任を持たなければなりません。手技が容易だから、患者さんが希望しているから、などの理由で安易に手術を行う事は慎まなくてはならないと考えます。
海外の論文で年齢について書いたものは多数ありますが、Nuss先生の論文を下記に示します。

Pectus excavatum from a pediatric surgeon’s perspective

Donald Nuss, Robert J. Obermeyer, Robert E. Kelly Jr

Ann Cardiotborac Surg 2016;5(5):493-500

                                                             At

CHKD,we ideally prefer to wait until the patients are 12 to

15 years of age before offering the MIRPE, since the chest

wall is still malleable at that age, there is quick recovery,

and recurrence rate is low since the bars will be in place

past the peak age of most children’s pubertal growth spurt.


CHKD:Nuss先生の病院
MIRPE:Nuss法による漏斗胸手術

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