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胸壁外科ブログ

<Vol.24>第19回Nuss法漏斗胸手術手技研究会

胸壁外科
2020.03.03

2019年11月に前橋市で第19回Nuss法漏斗胸手術手技研究会が開かれました。この会は漏斗胸についての様々な話題を論じる会で、Nuss法を行わない私たちも全35演題のうち5題を発表させていただきました。国際学会であるChest Wall International Group 学会には及びませんが、漏斗胸手術を行っている国内の施設から多くの医師や医療関係者が集まりとても勉強になります。私たちの演題は、①今年の会のテーマである「患者にやさしい漏斗胸手術」であるためにはどのようなことが必要であるか。②胸肋挙上術変法は過去の術式からどのように進化したか(コラムvol.23参照)。③胸肋挙上術変法手技の動画での説明。④漏斗胸の胸郭に特徴的な変化が胸肋挙上術変法でどのように正常に近づくか。⑤現役の養護教諭である共同研究者が漏斗胸の患者さんの心理的な問題と学校での取り組み方を検討した演題、です。
毎年参加する先生方も多く、忌憚のない討議が行われます。Nuss法に対する発表が、私たちが胸肋挙上術を改善するための参考になることもあります。
この会に参加している先生方には、陥凹と突出の両方の部分を持つ患者さんや思春期前の患者さんでは胸肋挙上術変法に優位性がある事をご理解いただいている先生方が増えていると思います。患者さんをご紹介いただく機会が増えました。

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