新規予約番号
月-金 13時~16時30分
0467-84-8922
定期受診予約の予約変更/キャンセル
月-金:8~19時・土曜日:8〜13時
050-1809-3056
代表番号

0467-46-1717電話

がんゲノム外来

概要

 当院は2022年3月1日付で厚生労働省より「がんゲノム医療連携病院」に指定されました。これにより、遺伝子パネル検査を実施することができるようになりました。このがんゲノム外来はがん遺伝子パネル検査を行うための専門外来です。
 遺伝子パネル検査(がんゲノムプロファイリング検査)では、これまでに切除などで得られた腫瘍組織あるいは血液をもちいて、多数の遺伝子を同時に調べることにより、腫瘍に関わる重要な遺伝子の変化(遺伝子変異)を見つけることができます。これにより標準的な治療を受けたものの効果が得られなくなってしまった場合などに、その遺伝子の変化に対応した薬剤を見つけたりすることができます。(但し、実際に対応する薬剤が見つかり治療が可能になる確率は11~34%程度と言われています。)検査の対象となる患者さんは条件がありますので、検査を希望される場合は主治医にご相談下さい。

外来日

午後

受診方法

完全予約制。
当院通院中の場合は主治医より、紹介・予約をお願いします。
他院通院中の場合は、おかかりの医療機関から当院病診連携室を通して予約をお願いします。

検査について

〇 検査を受けた方のうち、66~89%の方は治療に直接つながらない可能性があります
〇 検査費用として56万円(3割負担の場合16万8千円、高額療養費制度が使えます)かかり、検査結果で有効な治療情報が得られない場合でも保険請求されます。
〇 検査同意後にご自身の都合によってキャンセルする場合には検査費用を自費で請求する場合があります。
※乳がんのトルカプ錠に係るコンパニオン診断については、検査料はかかりませんがその他診療料等は別途必要になります。

検査の流れ

電話で受診予約を取得
「腫瘍内科がんゲノム外来」へ受診予約をお取りください。

患者さんからのご予約 ご予約専用ダイヤル
0467‑84‑8922
⽉〜⾦ 13:00〜16:30
医療機関からのご予約 地域医療連携室
0467‑45‑8923
月~土 8:30~17:00
※ご予約についての詳細は こちら をご覧ください。

【組織検体がある場合】
受診(1回目)
当日は、紹介元から預かった書類一式を持ってお越しください。
受診後、お預かりした組織検体で検査が可能かどうか当院で確認作業を行います。確認作業には約1週間ほどかかり、結果は2回目受診時にお伝えします。
受診(2回目)
検査方法(組織検査か血液検査)をお伝えして、同意書に署名をいただきます。
組織検体での検査が不可な場合は、この日に採血を行います(血液検査)。
【組織検体がない場合】
受診(1回目)
当日は、紹介元から預かった書類一式を持ってお越しください。検査内容説明後、同意書に署名をいただき採血を行います(血液検査)。
受診(結果説明)
検査結果をお伝えします。

 

医療機関の方へ

① 診療報酬上、がんゲノムプロファイリング検査の保険適応となる患者さんは、以下の条件を満たした方になります。ご確認をいただきご紹介をお願いいたします。
・固形がんである
・有効な化学療法がない、もしくはなくなりそうである(標準治療がない、有効な標準治療に不耐/不応)
・生命予後が3か月以上見込め、検査実施後に外来通院が可能、かつ、化学療法実施が可能であると見込める

②患者さんから直接当院へ予約を取っていただくようお伝えください。

③下記書類を患者さんへお渡しください。
患者情報・化学療法情報(検査前)
・パラフィン包埋ブロック(「ご提出いただく検体に関するお願い」を必ずお読みください)
・貴院の病理診断書のコピー

④検査同意日(2回目受診時)より、約6~8週間後に検査結果を患者さんへお伝えします。
結果説明後、ご紹介いただいたご担当の先生宛に患者報告書と一緒にがんゲノムプロファイリング検査結果レポート、C-CAT調査レポート、F1解析結果レポートを郵送いたします。
※コンパニオン診断の場合は、検査結果およびF1解析レポートのみとなります。

⑤がんゲノムプロファイリング検査後の治療について、C-CATへの報告が必要となります。
検査後の治療情報を化学療法情報(検査後)(Excelデータ)に記載いただき、腫瘍内科宛にご郵送ください。

ご提出いただく検体に関するお願い

組織検体
①10%中性緩衝ホルマリンで48時間以内の固定、またはEDTAによる脱灰により、3年以内に作成されたブロックをご用意ください。
②生検検体では組織量が少ないため、検査が実施できない場合があります。原則手術検体でお願いします。
未染標本
① マスク、帽子、手袋、ガウンの着用(ディスポーザブル製品を使用)の上、薄切前に必ずミクロトームを清掃の上、刃を交換し、他検体の混入(コンタミネーション)がないようにご配慮ください。
② 薄切水槽は十分洗浄してから使用し始めてください。ディスポ容器などを使用することも、コンタミネーションを防ぐ方法となります。水槽の水は症例ごとに新しい水に交換してください。
③ 脱灰(EDTA脱灰は除く)した検体は検査できません。なお、EDTA脱灰でも検査不能の場合がありますので、ご留意ください。

 

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