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救急調整室

室長挨拶

救急調整室 室長 内田 悠太

当院救急調整室は、「断らないER」を理念に掲げ、地域の最後の砦として、日々救急搬送を受け入れ続けています。
救急救命士は、かつてはプレホスピタル領域(病院前)での活動が中心でしたが、近年では病院内での活躍が急速に広がってきています。救急調整室は201512月に設立されました。ホットライン対応、転院調整、病院救急車を活用した搬送業務、各種処置の介助、救急隊との連携・調整など、多岐にわたる業務を担っています。
病院救命士は、医療と現場の「架け橋」です。現場で培った判断力と機動力を生かし、医師・看護師と連携して、救急対応の質とスピードを大幅に向上させる存在です。ときには患者さんの命を繋ぎ、ときには医療チームの一員として、縁の下から現場を支えます。
「断らないER」の実現には、こうした多職種連携と、職種の壁を超えた専門性の発揮が不可欠です。私たち病院救命士は、地域の皆さまが安心して医療を受けられる体制を今後も強化してまいります。

部署概要

救急調整室は2015年12月に発足され、現在、救急救命士の国家資格を保有する13名(2024年6月現在)の救急救命士で構成されています。
救急調整室では救急隊からの受け入れ要請(ホットライン)、病院、診療所、施設から患者様の受診紹介受け業務、病院救急車の管理・運用を行なっています。

業務内容

救急隊からの受診連絡(ホットライン)

救急車の受け入れ要請(ホットライン)を救急調整室で受けています。
現場滞在時間短縮のため2分以内に必要な情報を聴取することを目標に行っています。
※ホットラインとは、救急車から病院への収容依頼の連絡のことです。
また、ドクターヘリの受け入れ要請にも対応しています。

病院・診療所・施設からの紹介受け

当院への救急に関わる紹介を救急調整室で受けています。紹介元の医師・看護師などから情報を聞き取り、必要に応じて各専門科にコンサルトしています。

 

ピックアップ搬送(他院・診療所・施設からの搬送)

当院への救急に関わる紹介の中で、消防の救急車で搬送を行う予定である場合、状態(バイタルサイン)が安定している患者様に対して、当院の救急車でピックアップに行きます。
※ピックアップとは医療機関や施設からの紹介患者様をお迎えに行く搬送のことです。

転院搬送

全国的に病院間の転院搬送を消防機関が担うことが多く、平成30年中は約54万件、救急件数全体の約1割を占めています。
当院は救急車2台運用しているため、消防機関に依頼するのでは無く転院搬送自前率100%を目標にしています。
2019年6月に自前率100%を達成しています。
※転院搬送とは、医療上の理由により現に医療機関にある患者を、他の医療機関に搬送することです。

病院救急車の管理運用

現在、救急車2台を管理・運用しています。主に前述のピックアップ搬送、転院搬送で活躍中です。

 

医師事務作業補助業務

医師事務作業補助者とは、医師が行う業務の中で事務的な業務をサポートする資格です。
業務内容は、診断書や診療情報提供書(紹介状)など医療文書の作成代行、電子カルテなど、診療記録への代行入力といった業務を行なっています。 救急調整室では、ホットライン対応、診療情報提供書作成・提供依頼、診療記録・オーダー代行入力、検査同意書取得を主に行なっています。

一般患者様からの症状問い合わせ

急な病気や怪我で病院を受診した方が良いか、救急車を呼ぶか迷った際に相談窓口として、緊急性や受診の必要性についてアドバイスします(相談内容によっては医師に相談の上、返答する場合があります)。
※救急調整室は全日19時30分から翌朝8時00分まで対応しています(2020年3月より開始)。

病院敷地内急変対応

病院敷地内で具合の悪い方が発生した際に先発隊として駆けつけます。
初期評価・現場の情報を入手し無線でERへ情報共有しています。

院内・院外BLS(一次救命処置)指導

当院職員や地域の方に向け、月1回程度指導を行なっています。

 

業務実績

ホットライン対応件数(※医師事務作業補助取得者が対応)

紹介対応件数



ピックアップ搬送件数



救急車利用率(転院搬送時の消防救急車と病院救急車の比較)



医師事務作業補助業務件数



症状問い合わせ件数



 

保有資格
 資格名 保有人数
救急救命士資格 13名
民間認定救急救士 1名
医師事務作業補助者 10名
BLSプロバイダーコース受講 9名
ACLSプロバイダーコース受講 8名
JPTECプロバイダーコース受講 9名
JTASプロバイダーコース受講 7名
MCLSプロバイダーコース受講 3名
BLSOプロバイダーコース受講 1名
PMECプロバイダーコース受講 1名
PEARSプロバイダーコース受講     1名
神奈川DMAT-L隊員 1名
AMAT会員 2名
TMAT会員 2名
一般緊急走行研修修了 1名
鈴鹿サーキット交通教育センター 緊急自動車研修修了  1名
日本病院救急救命士ネットワーク 緊急走行基礎・危険予知講習会修了 1名
岩手医科大学日本災害医療ロジスティクス研修修了 1名

 

学会・勉強会

・第72回 日本救急医学会関東地方会                                  1題発表
・第25回 日本臨床救急医学会総会・学術集会                       2題発表
・第64回 全日本病院学会                                                      1題発表
・第18回 日本病院前救急診療医学会総会・学術集会            1題発表
・医学書院 週刊医学会新聞                                                     執筆
・救急救命士ジャーナル10月号                                               執筆
・医事業務                                                                                 執筆
・救急救命士ジャーナル12月号                                               執筆
・全日本病院学会                                                                      論文投稿
・厚労省救命士実施修練                                                            講演
・第1回 日本病院救急救命士研究会                                      1題発表
・第2回 日本病院救急救命士研究会                                      1題発表
・第3回 日本病院救急救命士研究会                                      1題発表
・第3回 救急救命士フォーラム                                             1題発表
・三浦半島消防機関との勉強会(通称:鎌倉カンファ)
 近隣の消防機関との合同カンファレンスを3・4ヶ月に1度開催しています。

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